助動詞willには未来を表現するwillが有名ですが、「意思」「予測」の意味があります。
この記事ではwillの使い方を例文を見ながら学習します。
過去形はwouldですが、wouldは丁寧表現や仮定法として使われることも多くあります。
平叙文での助動詞willの使い方
助動詞willは平叙文では動詞の前に置いて使います。この場合は動詞は動詞の原形になります。
- 平叙文では助動詞willは動詞の前に置く
- 動詞は原形を使う
- I will win.
私は勝つ
疑問文でのwillの使い方
疑問文では助動詞のwillは文の先頭において使います。この場合は動詞は動詞の原形になります。
- 疑問文では助動詞willは動詞の前に置く
- 動詞は原形を使う
- Will you marry me?
私と結婚してくれませんか?
否定文でのwillの使い方
否定文では助動詞のwillの後ろにnotを置いて動作を否定します。この場合は動詞は動詞の原形になります。
(短縮形は「won’t」になります)
- 否定文では助動詞willの後ろにnotを置く
- 短縮形はwon’t
- 動詞は原形を使う
- I won’t give up.
私は諦めません。
willの過去形
willの過去形はwouldです。
ただし単純に「過去」を示す場合以外にも「丁寧表現」や「仮定法」などの部品と使われる場合も多くあります。
willの用法
助動詞willの意味は、大きく分けて「意志」「予測」に分類できます。
意志のwill
willは「~しよう」「~します」のようにこれから行うことの意思表示を表現できます。
- I will lend you some money.
私がいくらかお金を貸してあげる。
- I will pay you back tomorrow.
お金は明日、返すよ。
予測のwill
willは「~だろう」のように未来についての予測を表現することができます。
- You’d better take an umbrella because it will rain later.
このあと雨が降るだろうから、傘を持っていったほうがいいよ。
- We will arrive at the Tokyo terminal in a few minutes.
この列車はあと数分で東京駅に到着します。
未来表現のwillとbe going toの違い
助動詞のwillが表す未来表現とbe going toが表す未来表現はよくイコールのようにとらえられますが、ニュアンスが少し異なります。
詳しくは以下の記事を参照してください。
例文-Other examples-
その他の例文をあげておきます。
- I will marry him, Dad!
わたしは彼と結婚するからね、お父さん!
- I will look after your cat while you’re away on vacation.
君が旅行に行っている間、君の猫の世話をしてあげるよ。
- It’s OK to touch my dog. She won’t bite.
僕の犬にさわってもいいよ。かまないから。
- I know it’s tough, but I will become an astronaut.
大変だということはわかっているけど、私は絶対に宇宙飛行士になります。
- Accidents will happen.
事故は起こるものだ。
- The final English test will be really difficult.
英語の最終試験はとても難しいものになるよ。
- Don’t worry. Everyone will give you a warm welcome.
大丈夫。みんな温かく迎えてくれるよ。
- Would you approve if I got my nose pierced?
もし私が鼻にピアスを開けるとしたら受け入れてくれますか?
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