英語には動詞に…ingをつけた動名詞があります。
動名詞は名前の通り名詞なので主語(S)や目的語(O)、補語(C)になることができます。
作り方の基本は動詞の原形にingをつけて作ります。
動名詞とは
動名詞とは動詞にingをつけて動きのある名詞を作成するものです。
日本語の訳は主に「…すること」などと訳されます。
動名詞の特徴
- 動名詞の作り方は動詞の原形にingをつける
- 訳は「…すること」などと訳されることが多い
- 名詞と同じなので主語(S)や目的語(O)、補語(C)になることができる
- 動名詞は主語の時は3人称単数扱いになる
主語の位置の動名詞
主語の位置に動名詞を置く場合は、そのまま文の先頭に持っていきます。
また、動名詞の主語は3人称単数になるのでbe動詞の場合はisまたはwas、一般動詞には現在の場合は「s(or es)」がつきます。
例文
- Reading books is important.
本を読むことは重要です。
目的語の位置の動名詞
動名詞は目的語になることもできます。
例文
- I like playing the guitar.
私はギターを弾くことが好きです。
上記の例では動詞「like」の目的語の位置に動名詞「playing」がきています。
補語の位置の動名詞
動名詞は補語にもなることができます。
例文
- I saw her playing the guitar.
私は彼女がギターを弾くところを見ました。
上記の文は第5文系(S+V+O+C)の文になっており、その補語(C)の部分に動名詞「playing」がきて目的語(O)の状態の説明になっています。
前置詞の目的語の位置の動名詞
前置詞の後ろにくる動詞(前置詞の目的語部分)は動名詞がきます。
例文
- I’m looking forward to seeing you.
お会いできることを楽しみにしています。
目的語に動名詞しかとれない動詞
動詞の中には目的語に動名詞(ing)しかとれないものがあります。
動名詞のみを目的語に使う動詞
- help/…するのを助ける
- imagine/…することを想像する
- practice/…する練習をする
- deny/…することを拒否する
- escape/…することを逃れる
- consider/…することを熟考する
- admit/…することを許可する
- mind/…することを気にする
- miss/…しそこなう
- enjoy/…することを楽しむ
- give up/…することを諦める
- avoid/…することを避ける
- finish/…することを終える
- evade/…することを避ける
- postpone/…することを延期する
- stop/…することをやめる
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