副詞の中でも「頻度」や「程度」を表す副詞を頻度副詞と呼びます。
頻度副詞は動詞の種類、助動詞の有無によっておかれる位置が基本的には決まってきます。
副詞とは
副詞とは動詞や形容詞など名詞以外、さらには他の副詞や文節を修飾する語や節です。
副詞には時間、場所、頻度、態度や状態、確信の度合い、程度、原因、結果、否定、肯定を表すものと数多くの種類の副詞が存在します。
頻度副詞とは
頻度副詞とは副詞の中でも「頻度」や「程度」を表す副詞です。
頻度副詞が表す頻度
頻度副詞は、それぞれが表す「頻度」「程度」によって使い分けることができます。
頻度副詞 | 意味 | 頻度 |
---|---|---|
always | いつも、常に | 100% |
usually, generally | 普段、大抵 | 80% |
often, frequently, not always | しばしば、よく、いつもではないが | 60% |
sometimes | 時々 | 50% |
occasionally | たまに | 20% |
seldom, rarely, hardly ever, almost never | 滅多にない | 10% |
never | 決してない | 0% |
頻度副詞を置く位置
基本的に、頻度副詞は一般動詞の前、動詞が2つ以上の場合は1つ目の動詞の後、be動詞の場合はbe動詞の後ろ、助動詞が存在する文の場合は助動詞の後ろに置かれます。
一般動詞の例
基本的に、頻度副詞は一般動詞の場合は一般動詞の前に置きます。
例文
- My parents always nag me.
両親はいつも私にガミガミ言う。
be動詞の例
基本的に、頻度副詞はbe動詞の場合はbe動詞の後ろに置きます。
例文
- He is very smart.
彼はとても賢い。 - That is totally out of the question.
それは全く問題外です。 - You are absolutely right.
あなたは全く正しい。 - My parent are always supportive.
両親はいつも力になってくれます。
助動詞のある文の例
基本的に、頻度副詞は助動詞がある場合は助動詞の後ろに置きます。
例文
- I can hardly imagine it.
私にはほとんど想像できません。 - I have never broken the low.
私は法律を犯したことはありません。 - I have never been to Tokyo.
私は東京に行ったことはありません。 - You should always look on the bright side of life.
あなたはいつも人生の明るい面を見るべきです。
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